みつめる

観たもの、考えたこと、あれこれ

つれづれ

12月9日

通ってる眼科でコンタクトをもらってきた。ここの眼科は帰るときに「おだいじに」ではなく「さようなら」と言ってくれるのが好き。受付の人も、看護師さん的な人もあんまり変わらない。先生も説明が分かりやすくて居心地が良い。 小さい男の子が診察を怖がっ…

今さらヴィジュアル系を漁る

こないだ友だちに教えてもらった色々な十字架というバンド。歌詞の意味がわからないのに曲がやたらとカッコいい。勢いと好奇心でライブに行ってみたらさらに良くて久しぶりに「ハマる」をやってる。 www.youtube.com 中学くらいのときにラルクがえらい流行っ…

旅先で見たり読んだりしたもの

気づいたら10月も終盤。なのに東京はまだ暑い。最近知ったf5veがこないだ出した曲がめっちゃ良くてここんとこずっと聴いてる。 www.youtube.com 10月は友だちを訪ねて回る旅行をふたつ。ひとつは国内、もうひとつはオーストラリア。なんだかんだで10年そこそ…

アウトレイジビヨンドと新しい上司

アウトレイジビヨンドを見た。組を裏切って別の組で出世した石原(加瀬亮)が、それまでの冷静沈着なインテリから自分の身を守るために吠えまくる小型犬のようになっていて愛らしかった。大友(北野武)に追い詰められて真っ青になって土下座するところの愛…

サマソニとアウトレイジ

先週は台風一過のサマソニに行ってきた。朝イチのマリンに行ったこともほとんどないけど、朝なのにいつかのThe 1975ぐらい人が入ってて驚いた。一日中ずっと暑くて飲み物だけで5000円ぐらい使った気がする。 しょっぱなNumber_i見てメッセでRIIZEとAKMU見て…

31週目と32週目の半分:お盆休み

週報っぽくしたいと思ってたのに書く曜日が定まらなくて変なタイミングになった。お盆休みという概念が存在する会社ではないものの、なんとなくみんなこのあたりで有給休暇を取るので今年はそれに合わせて取ってみた。 31週目(先週)は何してたんだっけな。…

29週目と30週目:家賃の高い部屋

結局騒音問題が解決せず、おまけにインターネットが引けないということで(高くて遅いのなら引けるけどそれだと仕事に支障が出かねない)、仲介してくれた不動産屋もびっくりのスピードで引っ越しへ。6月、7月、8月とぜんぶ住む家が違うことになって不思議だ…

25週目:物干しを買いたい

6月24~6月30日 この単位で書くならほんとは今日の夜か明日に書くのがよさそう。文学フリマに出した本についての感想をインターネットに書いてくれている人が週報的にブログを書いていてよさそうだったのでさっそく真似してみる。 引っ越してきてそこそこ落…

6月8日

髪を切ってまつパなるものをして眉毛を整えてきた。ほんとは午前に試験があったけど起きれなかった。また来月にでも受けよう。お金もったいなかったな。 東京来てからずっと住んでいた家からようやく引っ越すことになった。コロナ禍のあいだに引っ越したいな…

久しぶりに本をつくった

鬱々とした気分をなんとかするために海外に行ってきた。帰りの飛行機の隣に座ったひとと楽しくおしゃべりしてたら「あなたワクチンは打った?」と唐突に聞かれ、そのあとお喋りしながら、これが噂の陰謀論ってやつか、とびっくりしたりした。あんまり深く聞…

4月14日

はてなブログの編集画面に出てくる「お題」。今日のお題は「あったかいぞ外に出よう!」らしい。なんか元気出る。今日は確かにあったかかった。 鬱々とした気分は止まらず、あれやこれやと迷走している。とりあえずこれまでやってきたことを書き出してみて、…

一時停止

あったかくなったり寒くなったり、おかげで体調も乱高下する日々。気づいたらまたひとつ年を取っていた。半年ちょっとにわたって労働が割と大変な状況にあり、たぶんそのせいで精神的にちょっと削られている。だからといって心療内科にかかるほどではないん…

2023年を総括すると「欲望」になるのかも

11月末に観に行った「ねじまき鳥クロニクル」の感想を書かないまま2024年に突入しそう。仕事がめちゃくちゃすぎてもともと取っていたチケットを泣く泣く譲ったはいいものの、諦めきれずにチケットを探したらとんでもなく見やすい席を譲ってもらえた。物語の…

「大人」になること、「アイドル」との付き合い方

気が付けば今年も半分が過ぎた。先月は久しぶりに海外に行った。以前からたびたび訪れている馴染み深い場所だったので新鮮味はなかったけれど、やはり日本の外に出ると私を規定するさまざまなしがらみのようなものから解放される気がして楽しかった。 今年は…

ちょっぴりもやもやしたコントの話(キングオブコント)

ビスブラの優勝に異を唱える系とかではない。ビスブラの話ではある。 お笑いとフェミニズムにぎゃーぎゃー言いながら苦しんでいた2019年からはや3年。引き続きフェミニズム周辺の本をつまみ食いしながら、遠くの方からお笑いを見る日々。今年劇場で見たのは…

久しぶりの夏、久しぶりの夏フェス

2022年、ほとんど虚無だった2020年と2021年を取り戻すかのようにたくさんライブやコンサートや舞台に足を運んでいる。ロッキーホラーショー、こどもの一生、不思議の国のアリス。かが屋、空気階段。レキシ、どんぐりず、坂本慎太郎。この夏に観たセクシーゾ…

また春が来た

タイトルに「また」ってなんとなくつけちゃったの、間違いなく椎名林檎を思春期にたくさん聴いた影響だと思う。シドと白昼夢をノリノリで歌ってちょっと引かれた田舎の高校生、最近はカラオケに行く機会すらなくなった。 年が明けたなあと思っているうちに春…

20220114 だからビリーは東京で@東京芸術劇場

よくよく考えると舞台を見に行くのは2020年2月の『泣くロミオと怒るジュリエット』以来だった。新型コロナの感染者がちらほらと出てきはじめた頃で、千秋楽を迎えることなく終わってしまった作品。2年ぶり、東京に来て2回目の東京芸術劇場。 www.geigeki.jp …

2月28日の日記

2月が終わる。春がすぐそこまでやって来ている気配がする。 ひたすら英語の勉強してた1か月だったような気がする(そのわりには上達してないけれど)。週に2回おしゃべりする英語話者のひととのセッションがおもしろくて、ついつい時間を超過して話してしま…

1月14日の日記

3年とひと月足らず。私はもうすこしで彼を追い越してしまうのかと考えると妙な気分になってしまう。自身が死ぬことよりも老いや病に対してのほうが実感のある恐怖を感じていたけれど、同じように老いていけることは幸せなのかもしれない。同じ速さで年齢を重…

2020年好きだったもの

今年は初めてのぼっち年越しなのでこんな記事を書いてみる。今年好きだった本と音楽と映像作品。 チョン・セラン 『アンダー、サンダー、テンダー』 平凡な毎日の中に溶け込んだ絶望や狂気が淡々と描かれていて、読んでいるうちにゆっくりと具合が悪くなって…

師走

2020年もあと20日くらいになった。新型コロナがあってもなくても変化が大きな1年だったなと思う。人とあんまり会えない分、去年や一昨年なんかよりずっとたくさんの本を読んだし映画を観た。自分の今の生活や将来のことをちらほらと考えたりもした。 今年の…

ウゲェとの向き合い方

贔屓にしているひとたちの言動(や活動)に対して、ホモソノリやミソジニーやセクシズムがしんどい的な意味でウゲェとなってしまったとき、「ファン」としてそれとどう向き合うべきかについて、再びいろいろ考えてしまっている今日この頃。長くK-POP界隈うろ…

対岸の火事?

某グループの配信ドラマの予告編がゲロゲロすぎてびっくりしちゃった秋の終わり。これまでにすごく関心を持ったわけでもない人たちのことなので、正直なところダサいおじさん同士で好きにキャッキャやっててくださいという感じだけど、このご時世にこんなこ…

MIU404の久住のこと

久住は「ダークナイト」のジョーカーのようないわゆる純粋悪の化身ではなかった。それ相応の過去を持ち、何かしらのきっかけで悪事にはたらいてしまったひとりの人間だった。そして、「JOKER」のジョーカーのように、誰にでも分かるお涙頂戴的な物語を来歴に…

夏の終わりにSUMMERENDを聴きたい

高校のときに生まれて初めて行った夏フェスで、最初で最後のBEAT CRUSADERSを見た。ちょうど夕焼けがいちばんきれいな時間で、オレンジとむらさきが混じりそうな空の下でSUMMERENDを聴いた。そのときの記憶が強いのか、いまだに夏の終わりにはSUMMERENDが聴…

凡庸でご機嫌な日々

季節外れの連休をやっている。と書いてみて思ったけど、今は夏で、夏と言えば夏休みやお盆休みがあるからそれほど季節外れでもないかもしれない。アメリカにいる友人を訪れるために、今期に入ってから1日も使わずに有給休暇をためていたのだが、新型コロナの…

淡々とした夏

月曜日。仕事を午前で切り上げて、夏にふさわしい軽装で外出した。友だちとピザを食べながらたわいもないおしゃべりをするだけのことなのに、どこか懐かしいような気持ちになって、仕事のこと、これからやりたいと思っていること、結婚すること、子どもを持…

思いもよらないこと

少し前に大学の友だちとオンライン飲み会をした。 在学中にすごく親しくしていたわけではないけれど、なんとなくずっと連絡を取っていて、つかず離れずみたいな距離感を保っている人たち。わたしが彼らのひとりひとりに対してずっと好感と関心を持っているこ…

舞台に見た不条理を現実に見る

今週はフルで在宅勤務だった。 東京に来てから東京の満員電車を嫌悪しているので、極端に早い時間に出勤したりして満員電車を避けてきた。去年、当時所属していたチームの上司が育児中ということもあって、はじめて在宅勤務を経験した。そして、家からでも出…