みつめる

観たもの、考えたこと、あれこれ

4月14日

はてなブログの編集画面に出てくる「お題」。今日のお題は「あったかいぞ外に出よう!」らしい。なんか元気出る。今日は確かにあったかかった。

鬱々とした気分は止まらず、あれやこれやと迷走している。とりあえずこれまでやってきたことを書き出してみて、さてこの先はどうしようかと考えたりしてみる。

最近読んでる『生まれつき男社会に服従する女はいない』がおもしろい。この本の主題である「女の服従とは」という話もだけど、この本の中で語られるボーヴォワールがおもしろい(あとサルトルと喧嘩しててみたいな話が出てくるのもおもしろい)。原著読んでみなきゃ分からないような気もするけど、彼女が言うところ「実存」的な何かがしっくりきていそう。あれやこれやは社会的に構築されているのだ、ということはつまりそれは解体したり変化させたりすることが可能であるはず、というのは分かりつつ、とは言えどもそこにある肉体のゆるぎなさたるや。

そういえば前にどんより文章を書いてから、これじゃいかんなと思ってちょくちょくカフェやら図書館やらに行くようにしている。コロナ禍前から家で作業できる環境を整えてはいたものの、やっぱり外だと格段に集中力が上がる。中高生のときは家でもちゃんと勉強できたのに、すっかり自分に甘くなっている。逆になんであんなにまじめにいられたんだろう。

家で作業するときはビョンギ(韓国の音楽プロデューサー)のプレイリストに助けられている。「コンテンツ」大洪水時代、趣味が良いキュレーターの存在は大切だ。(ビョンギのプレイリストは彼の趣味っぽいけど)

あとなんだろうな。根詰めて仕事に向き合うことをやめよう、と決めた週だった。「あ、やーめた」と自分の中でぷっつんしたのが明確に分かった。人数もいないんだし、自分がやって楽しかったり経験になったりする部分だけをまず大切にするのも別にいいんじゃないか、と思った。まあ現実的な諦めでもある。これまで取捨選択できてなさすぎたのかもしれない。

来月久しぶりにまた海外に行く。円が弱すぎて悲しいけどいったんお金のことは忘れてふらふらできたらいいな。

おわり