みつめる

観たもの、考えたこと、あれこれ

また春が来た

タイトルに「また」ってなんとなくつけちゃったの、間違いなく椎名林檎を思春期にたくさん聴いた影響だと思う。シドと白昼夢をノリノリで歌ってちょっと引かれた田舎の高校生、最近はカラオケに行く機会すらなくなった。 年が明けたなあと思っているうちに春…

20220124 かが屋の新春ネタ初め一週間興行 「寅」@駅前劇場

三者三様以来、久しぶりのかが屋。単独っぽい公演は3年ぶりくらい。Youtubeチャンネルもあまり見れていないので新ネタだったのかは分からないけど、全部まるっと面白くてそれでいてほっこりするやつで、かが屋のコントだ!って感動しながら泣くほど笑った。…

20220114 だからビリーは東京で@東京芸術劇場

よくよく考えると舞台を見に行くのは2020年2月の『泣くロミオと怒るジュリエット』以来だった。新型コロナの感染者がちらほらと出てきはじめた頃で、千秋楽を迎えることなく終わってしまった作品。2年ぶり、東京に来て2回目の東京芸術劇場。 www.geigeki.jp …

2021年を振り返るには少しはやい

あっという間に11月も終わりそう。ついこないだまで10月だったのに!っていうのを繰り返して年末になった。 言語交換の相手とはずいぶん親しくなったなあと、何回も書いちゃうけど、ほんとに回を重ねるごとにそれを感じてそのたびに感動してしまう。こないだ…

チームで仕事をするのは難しい

前の更新から3か月。その間、実家に帰ったり、髪を変な色に染めたり、部屋の模様替えをしたりした。言語交換の相手とは奇跡的にまだ1度も休まずセッションを続けていて、今年の1月に別の相手とはじめた読書会も4冊目になった。 仕事は毎日終わらないタスクに…

5月30日の日記

今年に入ってから週末に韓国語&日本語で言語交換をしているひとと随分打ち解けてきて嬉しい今日この頃。はじめましての挨拶をしたときはあまりにもお互いぎこちなくて、果たしてこれは続くのだろうかと心配だったけど、なんだかんだで途切れることなく、そ…

5月12日の日記

去年は異様なまで健康的に過ごしていたゴールデンウィーク、今年は全然ダメだった。岡崎体育とヒャダインの番組に感化されて手に入れたたはじめてのDTMキット的なのをいじくったり、インタビュー記事を日本語に訳したり、ベッドで延々とYoutubeを見たりして…

結果的に音楽のはなし

3月はあんまり調子がよくなかった。オーバータスク気味なのにそのことを相談したり愚痴ったりしづらい環境があったからだろうか。誰のせいでもないのが難しい。3月は人の少ない時間帯を狙ってちょこちょこ映画を観に行った1か月でもあった。西川美和監督に特…

2月28日の日記

2月が終わる。春がすぐそこまでやって来ている気配がする。 ひたすら英語の勉強してた1か月だったような気がする(そのわりには上達してないけれど)。週に2回おしゃべりする英語話者のひととのセッションがおもしろくて、ついつい時間を超過して話してしま…

ソフィア・コッポラを観てミン・ヒジンを思う

有給を取って朝からソフィア・コッポラの「オン・ザ・ロック」と「ロスト・イン・トランスレーション」を観てきた。ミン・ヒジンに関する話題になると、決まってソフィア・コッポラの名前が挙がるのに1本も観たことがなかったからだ。 ミン・ヒジンはSMエン…

2月3日の日記

気が付けば2月。かつてないぐらい言語の状況?がしっちゃかめっちゃかでなんだかテンションが上がっている今日この頃。 今年のあたま。なんとなく最近ちゃんと中国語使ってないな、という軽い気持ちから中国のオーディション番組の動向を追っかけ始めた。読…

2020年好きだったもの

今年は初めてのぼっち年越しなのでこんな記事を書いてみる。今年好きだった本と音楽と映像作品。 チョン・セラン 『アンダー、サンダー、テンダー』 平凡な毎日の中に溶け込んだ絶望や狂気が淡々と描かれていて、読んでいるうちにゆっくりと具合が悪くなって…

師走

2020年もあと20日くらいになった。新型コロナがあってもなくても変化が大きな1年だったなと思う。人とあんまり会えない分、去年や一昨年なんかよりずっとたくさんの本を読んだし映画を観た。自分の今の生活や将来のことをちらほらと考えたりもした。 今年の…

ウゲェとの向き合い方

贔屓にしているひとたちの言動(や活動)に対して、ホモソノリやミソジニーやセクシズムがしんどい的な意味でウゲェとなってしまったとき、「ファン」としてそれとどう向き合うべきかについて、再びいろいろ考えてしまっている今日この頃。長くK-POP界隈うろ…

対岸の火事?

某グループの配信ドラマの予告編がゲロゲロすぎてびっくりしちゃった秋の終わり。これまでにすごく関心を持ったわけでもない人たちのことなので、正直なところダサいおじさん同士で好きにキャッキャやっててくださいという感じだけど、このご時世にこんなこ…

MIU404の久住のこと

久住は「ダークナイト」のジョーカーのようないわゆる純粋悪の化身ではなかった。それ相応の過去を持ち、何かしらのきっかけで悪事にはたらいてしまったひとりの人間だった。そして、「JOKER」のジョーカーのように、誰にでも分かるお涙頂戴的な物語を来歴に…

夏の終わりにSUMMERENDを聴きたい

高校のときに生まれて初めて行った夏フェスで、最初で最後のBEAT CRUSADERSを見た。ちょうど夕焼けがいちばんきれいな時間で、オレンジとむらさきが混じりそうな空の下でSUMMERENDを聴いた。そのときの記憶が強いのか、いまだに夏の終わりにはSUMMERENDが聴…

凡庸でご機嫌な日々

季節外れの連休をやっている。と書いてみて思ったけど、今は夏で、夏と言えば夏休みやお盆休みがあるからそれほど季節外れでもないかもしれない。アメリカにいる友人を訪れるために、今期に入ってから1日も使わずに有給休暇をためていたのだが、新型コロナの…

Netflix村に帰ろう

未満警察を見た。中島健人と平野紫耀がダブル主役を張るということで、Sexy Zoneが好きな人間として、それなりに楽しみにしていた。宣伝にも力を入れていて、比較的のんびりファンをしているわたしにも事務所としてふたりを売り出そうとしている空気が伝わっ…

淡々とした夏

月曜日。仕事を午前で切り上げて、夏にふさわしい軽装で外出した。友だちとピザを食べながらたわいもないおしゃべりをするだけのことなのに、どこか懐かしいような気持ちになって、仕事のこと、これからやりたいと思っていること、結婚すること、子どもを持…

6月3日の日記

在宅勤務も3か月目に突入した。先週からはじめた筋トレをまだ続けられている自分に感心する。そのかわり朝起きるのは遅くなり、散歩の時間もぐっと減った。先週末は久しぶりに髪を切りに行ってきた。担当美容師さん、そんなつもりないんだろうけど、あまりの…

覚え書き:アルベール・カミュ 『ペスト』

4月の半ばに『ペスト』を読んだときに書き留めたメモと、最近考えていることを付け加えたやつ。 抽象概念としての「ペスト」、理不尽な、あるいは「不条理」な出来事が起きるとき。それは遍在しているものであるにもかかわらず、わたしたちはたいてい無防備…

思いもよらないこと

少し前に大学の友だちとオンライン飲み会をした。 在学中にすごく親しくしていたわけではないけれど、なんとなくずっと連絡を取っていて、つかず離れずみたいな距離感を保っている人たち。わたしが彼らのひとりひとりに対してずっと好感と関心を持っているこ…

舞台に見た不条理を現実に見る

今週はフルで在宅勤務だった。 東京に来てから東京の満員電車を嫌悪しているので、極端に早い時間に出勤したりして満員電車を避けてきた。去年、当時所属していたチームの上司が育児中ということもあって、はじめて在宅勤務を経験した。そして、家からでも出…

めまぐるしい変化のなかで

あまりにも世の中の空気が変化するスピードが速いので、いろんなことを忘れないように身の回りのことを書き留めておいたほうがいいのかなと思ったりしている。 4/15に予定されていたかが屋の単独ライブは5月末に延期になった。追加公演のために確保していた…

「生活」

syrup16gではない。 来週から4月。気づいたら近所の桜も見事な満開でいつのまにか春になっていた。今年はイベントを減らしてやるべきことをやろうとか思っていたけど、新型コロナウイルスのせいで予定に入れていたイベントが勝手になくなっていく。かが屋の…

20200221 泣くロミオと怒るジュリエット@シアターコクーン

桐山照史が関西弁で舞台?しかも鄭義信作品!?という軽いノリで観に行ったら、ロミジュリというよりかはパッチギで、時代背景とか歴史とかを知っているのと知らないのとでは見える世界が全然違うだろうなと思いながら、細かい演出やちょっとしたセリフに心…

HP3ぐらいで月イチの悪魔と戦っているときの記録(乱文)

あまりにも生理痛がひどすぎてこんな時間まで延々眠れないままベッドでじたばたしていた。新年早々ムシャクシャしながらこれを書いている。夕食後に痛み止めを飲まなかったわたしの判断ミスでしかないから誰のせいにもできない。でもわたしの体なんだからわ…

新年あけました

ろくに2019年の振り返りもできないまま、友だちとテミンのコンサートDVDを見て、続けざまにコンサートの中継を見ていたら、いつのまにか2020年になっていた。テミンのコンサートの映像が美しすぎたせいで、せっかく買ってきたお寿司はほとんどノールックで口…

自殺する男(菅田将暉主演・栗山民也演出「カリギュラ」)

わたしはこの戯曲についてあまり冷静に語ることができない。カリギュラはあの冬の夜を経験したもうひとりのわたしだった。あの狂気をわたしは知っている。それはわたしのなかに今もある純粋で理路整然とした狂気だ。 場面は貴族たちが話し合うシーンで始まる…