みつめる

観たもの、考えたこと、あれこれ

2月28日の日記

2月が終わる。春がすぐそこまでやって来ている気配がする。

ひたすら英語の勉強してた1か月だったような気がする(そのわりには上達してないけれど)。週に2回おしゃべりする英語話者のひととのセッションがおもしろくて、ついつい時間を超過して話してしまう。彼女の第一言語母語が英語じゃないからこそ、彼女が欧米出身じゃないからこそ話題にできることがあって、そして、それらについての彼女の考えを聞くのも楽しい。植民地ネタが身近、と言うと変だけど、世代をさかのぼるとひいおじいちゃんぐらいはその渦中にいたひとだから、この人大丈夫そうだなと思ったら会話のなかでそういった話を笑えるネタとして披露してしまいがち。ちゃんと見極めるという段階を踏んでいるので、たいていは笑いが起きるけど、ごくまれに変な空気になることもある。幸い、彼女はそれが通じるタイプのひとで、お互いにたいそう盛り上がってすごく楽しかった。なんだかんだで毎回準備するのは大変だけど、来月以降も休まずになんとかちみちみ続けていけたらいいな。

そういえば、ものすごく久しぶりに大学の友だちとオンライン飲み会をしたりもした。久しぶりに顔を見て話したけど、やっぱりみんな大好きだなあ、みたいな気持ちになって、つくづく好きのハードルが低いなと思うなどした。

みんなまともじゃないんだけど、そのなかでいちばんまともっぽい顔をしてまともっぽい職業についてるのにまともじゃない人間がいる。(「まとも」ってそもそも何よ、という話になるけど、一般的に現在の社会で受容されやすい主義志向を持った、特異な目で見られない、とでも言いかえればいいだろうか?)言及すべき奇妙な部分など持ち合わせていない人間です、みたいな見てくれをしているくせに、突っつくとクセが強くて根っこも深めの思想がズルッと出て来るひと。前からずっとおもしろいなと思ってたけど、今回もまあおもしろかった。わたしなんかより考えて考えて考えまくるひとだから、がっつり議論や対話をするとなったら相当の体力が必要になりそうだなあと思いながらも、友だちの持つ知性が羨ましかった。たまにある、「あなたが知っていることを全部知りたい」みたいなやつ。

別の友だちと「好き」にもいろいろあるよね、という話をしたけど、自分のなかにある「好き」のうちいちばん奇妙なのが「丸呑みしたい」に似た感情だ。たぶんちまたで言うサピオセクシュアル/サピオロマンティックみたいなやつなんだろうなと思うけど。

今月は全然本読めなかったし映画もあんまり見れなかったな。来月はたくさん読んでたくさん観よう。

新しい発見だった音楽たち。今年はタイポップもちゃんと掘りたいな~。


どんぐりず - NO WAY


CIX (씨아이엑스) - Cinema M/V


FEVER - NGLMD「Official MV」

おわり