みつめる

観たもの、考えたこと、あれこれ

6月3日の日記

在宅勤務も3か月目に突入した。先週からはじめた筋トレをまだ続けられている自分に感心する。そのかわり朝起きるのは遅くなり、散歩の時間もぐっと減った。先週末は久しぶりに髪を切りに行ってきた。担当美容師さん、そんなつもりないんだろうけど、あまりの毛量に「乾かしても乾かなかったんじゃないですか?」って言ってたの、ちょっと煽ってるみたいで面白かったな。

1か月ぐらいブログ書いてなかった間に何したかな。

そうだ、ミニトマトの苗木を買った。「ちゃんと収穫するならこれぐらいの鉢植え買わなきゃですよ」となじみの花屋のお兄さんからバカデカいバケツみたいなのを勧められながらも、ひよって最低限のサイズ(直径も高さがレコードぐらい)を苗といっしょに買って帰ってきた。けど、毎日見てもわかるくらいにすくすく成長する苗木の様子に、あのとき勧められたバカデカいのでもよかったかもしれない、なんて思い始めている。石とか土とか肥料とか、そういうものが自分の家にあるのがなんとなくふしぎだ。実家にいたときは植物大好きな母がたくさん育てているのを横目で見ていただけだったけど、自分でやってみるとこんなに楽しいんだなあ。仕事で集中力が切れたときに意味もなく苗木をぼーっと眺めたりするの、けっこうたのしい。

それと読書会。新型コロナで外出自粛になったぐらいのタイミングで、半ば無理やりに友だちを誘ってはじめたものだけど、なんだかんだでまだ続いていて、この週末に第5回を迎える。おめでたい。ひとりだったら読み始めることすらあと伸ばしにしてしまっていかもしれない本を着実に読み進めていてえらい。ちなみにゴールデンウィークに買ったハンナ・アーレントの『人間の条件』はまだ第一章で止まってる。『鬼滅の刃』は20巻まで2日で読破した。はやく次の単行本出てくれえ。作者の持つ理念を感じ取ってしまったので(理念とかないんだったらいち読者のたわごとだけど)いつかちゃんと考えて文章にしたい。

このあとやる予定の英語でのおしゃべりタイム、さすがにたわいもない話のネタは切れてきてしまって、「インターネットにおける誹謗中傷とその結果」みたいな謎のプレゼン資料をつくってしまった。『82年生まれ、キム・ジヨン』の話をした時点でいろいろ察してくれてはいるだろうけど、今回の話題に相手が興味を持ってくれるはかはちょっと不安だ。いまアメリカで大変なことになっている人種差別の件でもよかったけど、前に日本はわりとヤバいレイシズムの国で、という話をしたら若干引いてたからやめておいた。

アメリカ。日本がまだまだアメリカの「植民地」みたいなもので、その日本でわたしは教育を受けてきたからか、なんとなく自由の国、というありきたりな良いイメージを持っていた。けれど、アメリカに留学をしていたひとたちから直接話を聞いてから、すこし見方が変わった。平等を大切にするという建前はあるけど、人種差別は全然ある。ふたりからしか話を聞いていないし、そのふたりもいわゆる白人が多い州で生活をしていたそうだから、一般化しようとはまったく思わないけど、ティファニーの"Not berbie"という曲の一節からも、現地の人間として生活してみないとわからない抑圧や差別がきっとあるのだろうなと思ったりした。

And sometimes I wish I wasn’t in my skin

まあどこにでもあるんだろうけど差別なんてものは。

"blacklivesmatter"ということば。この10年のうちに日本でバカみたいな盛り上がりを見せたヘイトスピーチや排外主義、醜悪で凡庸なレイシズム、そういうものからすべて目を背けてアメリカで起きていることだけを見てそんな言葉を吐けるひとってほんとにおめでたいなあ、というようなことを考えてしまう今日この頃。そういうことに直面しなくてもいい、直面しないという選択肢を取ることができる側の人間でいられることがうらやましい。悪態をついておいて、ちょっと泣きそうになってしまう感じ。なんだろうねこの変な気持ち。別の何かについては、わたしもその「おめでたい」人の一員たりえるから、悪いとかそういうことを言いたいわけではないんだけど。自分が履いている下駄にはどこまでも敏感な人間でありたい。

とりあえず今日も筋トレがんばる。

おわり