みつめる

観たもの、考えたこと、あれこれ

つれづれ

4月14日

はてなブログの編集画面に出てくる「お題」。今日のお題は「あったかいぞ外に出よう!」らしい。なんか元気出る。今日は確かにあったかかった。 鬱々とした気分は止まらず、あれやこれやと迷走している。とりあえずこれまでやってきたことを書き出してみて、…

一時停止

あったかくなったり寒くなったり、おかげで体調も乱高下する日々。気づいたらまたひとつ年を取っていた。半年ちょっとにわたって労働が割と大変な状況にあり、たぶんそのせいで精神的にちょっと削られている。だからといって心療内科にかかるほどではないん…

2023年を総括すると「欲望」になるのかも

11月末に観に行った「ねじまき鳥クロニクル」の感想を書かないまま2024年に突入しそう。仕事がめちゃくちゃすぎてもともと取っていたチケットを泣く泣く譲ったはいいものの、諦めきれずにチケットを探したらとんでもなく見やすい席を譲ってもらえた。物語の…

「大人」になること、「アイドル」との付き合い方

気が付けば今年も半分が過ぎた。先月は久しぶりに海外に行った。以前からたびたび訪れている馴染み深い場所だったので新鮮味はなかったけれど、やはり日本の外に出ると私を規定するさまざまなしがらみのようなものから解放される気がして楽しかった。 今年は…

ちょっぴりもやもやしたコントの話(キングオブコント)

ビスブラの優勝に異を唱える系とかではない。ビスブラの話ではある。 お笑いとフェミニズムにぎゃーぎゃー言いながら苦しんでいた2019年からはや3年。引き続きフェミニズム周辺の本をつまみ食いしながら、遠くの方からお笑いを見る日々。今年劇場で見たのは…

久しぶりの夏、久しぶりの夏フェス

2022年、ほとんど虚無だった2020年と2021年を取り戻すかのようにたくさんライブやコンサートや舞台に足を運んでいる。ロッキーホラーショー、こどもの一生、不思議の国のアリス。かが屋、空気階段。レキシ、どんぐりず、坂本慎太郎。この夏に観たセクシーゾ…

また春が来た

タイトルに「また」ってなんとなくつけちゃったの、間違いなく椎名林檎を思春期にたくさん聴いた影響だと思う。シドと白昼夢をノリノリで歌ってちょっと引かれた田舎の高校生、最近はカラオケに行く機会すらなくなった。 年が明けたなあと思っているうちに春…

20220114 だからビリーは東京で@東京芸術劇場

よくよく考えると舞台を見に行くのは2020年2月の『泣くロミオと怒るジュリエット』以来だった。新型コロナの感染者がちらほらと出てきはじめた頃で、千秋楽を迎えることなく終わってしまった作品。2年ぶり、東京に来て2回目の東京芸術劇場。 www.geigeki.jp …

2月28日の日記

2月が終わる。春がすぐそこまでやって来ている気配がする。 ひたすら英語の勉強してた1か月だったような気がする(そのわりには上達してないけれど)。週に2回おしゃべりする英語話者のひととのセッションがおもしろくて、ついつい時間を超過して話してしま…

1月14日の日記

3年とひと月足らず。私はもうすこしで彼を追い越してしまうのかと考えると妙な気分になってしまう。自身が死ぬことよりも老いや病に対してのほうが実感のある恐怖を感じていたけれど、同じように老いていけることは幸せなのかもしれない。同じ速さで年齢を重…

2020年好きだったもの

今年は初めてのぼっち年越しなのでこんな記事を書いてみる。今年好きだった本と音楽と映像作品。 チョン・セラン 『アンダー、サンダー、テンダー』 平凡な毎日の中に溶け込んだ絶望や狂気が淡々と描かれていて、読んでいるうちにゆっくりと具合が悪くなって…

師走

2020年もあと20日くらいになった。新型コロナがあってもなくても変化が大きな1年だったなと思う。人とあんまり会えない分、去年や一昨年なんかよりずっとたくさんの本を読んだし映画を観た。自分の今の生活や将来のことをちらほらと考えたりもした。 今年の…

ウゲェとの向き合い方

贔屓にしているひとたちの言動(や活動)に対して、ホモソノリやミソジニーやセクシズムがしんどい的な意味でウゲェとなってしまったとき、「ファン」としてそれとどう向き合うべきかについて、再びいろいろ考えてしまっている今日この頃。長くK-POP界隈うろ…

対岸の火事?

某グループの配信ドラマの予告編がゲロゲロすぎてびっくりしちゃった秋の終わり。これまでにすごく関心を持ったわけでもない人たちのことなので、正直なところダサいおじさん同士で好きにキャッキャやっててくださいという感じだけど、このご時世にこんなこ…

MIU404の久住のこと

久住は「ダークナイト」のジョーカーのようないわゆる純粋悪の化身ではなかった。それ相応の過去を持ち、何かしらのきっかけで悪事にはたらいてしまったひとりの人間だった。そして、「JOKER」のジョーカーのように、誰にでも分かるお涙頂戴的な物語を来歴に…

夏の終わりにSUMMERENDを聴きたい

高校のときに生まれて初めて行った夏フェスで、最初で最後のBEAT CRUSADERSを見た。ちょうど夕焼けがいちばんきれいな時間で、オレンジとむらさきが混じりそうな空の下でSUMMERENDを聴いた。そのときの記憶が強いのか、いまだに夏の終わりにはSUMMERENDが聴…

凡庸でご機嫌な日々

季節外れの連休をやっている。と書いてみて思ったけど、今は夏で、夏と言えば夏休みやお盆休みがあるからそれほど季節外れでもないかもしれない。アメリカにいる友人を訪れるために、今期に入ってから1日も使わずに有給休暇をためていたのだが、新型コロナの…

淡々とした夏

月曜日。仕事を午前で切り上げて、夏にふさわしい軽装で外出した。友だちとピザを食べながらたわいもないおしゃべりをするだけのことなのに、どこか懐かしいような気持ちになって、仕事のこと、これからやりたいと思っていること、結婚すること、子どもを持…

思いもよらないこと

少し前に大学の友だちとオンライン飲み会をした。 在学中にすごく親しくしていたわけではないけれど、なんとなくずっと連絡を取っていて、つかず離れずみたいな距離感を保っている人たち。わたしが彼らのひとりひとりに対してずっと好感と関心を持っているこ…

舞台に見た不条理を現実に見る

今週はフルで在宅勤務だった。 東京に来てから東京の満員電車を嫌悪しているので、極端に早い時間に出勤したりして満員電車を避けてきた。去年、当時所属していたチームの上司が育児中ということもあって、はじめて在宅勤務を経験した。そして、家からでも出…

めまぐるしい変化のなかで

あまりにも世の中の空気が変化するスピードが速いので、いろんなことを忘れないように身の回りのことを書き留めておいたほうがいいのかなと思ったりしている。 4/15に予定されていたかが屋の単独ライブは5月末に延期になった。追加公演のために確保していた…

「生活」

syrup16gではない。 来週から4月。気づいたら近所の桜も見事な満開でいつのまにか春になっていた。今年はイベントを減らしてやるべきことをやろうとか思っていたけど、新型コロナウイルスのせいで予定に入れていたイベントが勝手になくなっていく。かが屋の…

HP3ぐらいで月イチの悪魔と戦っているときの記録(乱文)

あまりにも生理痛がひどすぎてこんな時間まで延々眠れないままベッドでじたばたしていた。新年早々ムシャクシャしながらこれを書いている。夕食後に痛み止めを飲まなかったわたしの判断ミスでしかないから誰のせいにもできない。でもわたしの体なんだからわ…

新年あけました

ろくに2019年の振り返りもできないまま、友だちとテミンのコンサートDVDを見て、続けざまにコンサートの中継を見ていたら、いつのまにか2020年になっていた。テミンのコンサートの映像が美しすぎたせいで、せっかく買ってきたお寿司はほとんどノールックで口…

<記事訳>それは「フェミニスト論争」ではなく「ネット暴行」だった(ハンギョレ)

www.hani.co.kr 2018年3月23日 イスンハンのSultan of the TVアイリーンを取り巻くある暴力に関してアイドルグループ「Red Velvet」のメンバー、アイリーンが休暇の間に読んだ本として『82年生まれ キムジヨン』を挙げ、ある男性たちはそれが「フェミニスト…

そうかあれは「コミュニケーションとして行われる女の外見ジャッジ大会」!

タイトル強すぎたかな。 このあいだ見た企画に違和感をおぼえつつも大丈夫とスルーしていたけど今になってめちゃくちゃグロテスクさを感じてしまってすこし落ち込んでいる。好きなひとたちを好きじゃなくなる瞬間は怖いし悲しいから、そろそろ距離を取ったほ…

詩をつくる

日本語とのつきあいがそんなにないころから、なぜか日本語で詩をつくるのが好きだった。小学校3年生ぐらいだったかな。あのときは詩を書く用のノートがあって、母親がまわりのひとたちにわたしが書いた詩を見せては、うれしそうにしているのを覚えてる。中学…

夏、東京

海も花火大会も行かなかったけど、今年の夏はめちゃくちゃ夏って感じだった。 フジロックに行って修行かと思うぐらい豪雨に打たれ、サマソニに行って真夜中に酔っぱらって友だちと踊りまくった。翌日、高校のときの友だちに会うために帰省してみると、酔っぱ…

ただの日記:教師の権威とその難しさ、みたいなところ

「将来は先生になりたい」と文集に書いたことがあった。母が言語教育に携わっていたこともあったし、当時担任をしてくれていた先生も優しかったから、なんとなく漠然とそう書いたんだと思う。夢はころころ変わった。ファッションデザイナーになったり、弁護…

要領良く仕事ができる先輩とあんまりうまくやれなかったわたし

ここ最近、業務中にどうしようもなくなってしまい、ふらりと近所の公園まで出向いて音楽聴いてしばらくリセットしないと何もできないみたいなことが数回あった。謎の動悸もあるし深呼吸しても胸がつかえてるしでこれはわりとヤバいんじゃないかと思いつつ、…